5%アバメクチン+55%モノスルタップWDG

使用範囲及び使用方法：

使用に関する技術要件:
1. イネハモグリバエの卵孵化ピーク期から幼虫初期に1回散布する。2. インゲンマメのアメリカハモグリバエの孵化初期幼虫期に1回散布し、水使用量は50～75kg/畝とする。3. 風の強い日や1時間以内に雨が降ると予想される日は散布しない。4. 散布時は、液が周辺の作物に飛散して薬害を起こさないように注意する。5. イネにおける安全散布間隔は21日で、1シーズンに最大1回散布することができる。インゲンマメにおける推奨安全散布間隔は5日で、1シーズンに最大1回散布することができる。
製品性能:
アベルメクチンは、接触毒および胃毒作用を有するマクロライド二糖化合物で、燻蒸作用は弱く、葉に浸透して表皮下の害虫を駆除します。本剤は合成ネレイス毒素の類似体であり、昆虫体内で速やかにネレイス毒素またはジヒドロネレイス毒素に変換され、接触毒、胃毒、全身伝導作用を有します。この2つを併用することで、イネツトムシとマメハモグリバエの防除に用いられます。
予防：
1. 本製品はアルカリ性物質と混合しないでください。2. 農薬包装廃棄物は、みだりに廃棄または処分せず、速やかに農薬事業者または農薬包装廃棄物回収ステーションに返却してください。河川、池などの水域で農薬散布器具を洗浄することは禁止されており、散布後の残液をみだりに投棄することも禁止されています。鳥害防止区域およびその周辺地域では使用禁止です。農薬散布圃場および周辺の植物の開花期には使用禁止であり、使用時には周辺の蜂群への影響を注意深く監視する必要があります。蚕室および桑園の近くでは使用禁止です。毛虫などの天敵が放たれる地域では使用禁止です。3. 農薬を散布する際は、長服、長ズボン、帽子、マスク、手袋などの安全保護具を着用してください。液薬を吸い込まないように、喫煙、飲食をしないでください。農薬散布後は、速やかに手と顔を洗ってください。 4. 薬剤耐性の発現を遅らせるため、作用機序の異なる農薬をローテーションで使用することが推奨されます。5. 妊娠中または授乳中の女性は接触を禁止します。
中毒時の応急処置：
中毒症状：頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、瞳孔散大。誤って吸入した場合は、新鮮な空気のある場所に移動させてください。誤って薬液が皮膚に付着したり、目に入った場合は、大量のきれいな水で洗い流してください。中毒が発生した場合は、ラベルを病院に持参してください。アベルメクチン中毒の場合は、直ちに嘔吐を誘発し、吐根シロップまたはエフェドリンを服用してください。ただし、昏睡状態の患者には嘔吐を誘発したり、何かを与えたりしないでください。殺虫剤中毒の場合は、明らかなムスカリン様症状のある患者にはアトロピン薬を使用できますが、過剰摂取に注意してください。
保管および輸送方法：本製品は、乾燥した涼しく換気の良い場所に、火気や熱源から離れた場所に保管してください。子供の手の届かない場所に、施錠して保管してください。食品、飲料、穀物、飼料などと一緒に保管または輸送しないでください。